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■FXとは |
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FXとは外国為替証拠金取引を略したものです。
外国為替証拠金取引とは、文字通り外国為替(ドル・ユーロなど)を対象に取引するものです。
1998年に外為法(外国為替及び外国貿易管理法)が改正され、それまで銀行や企業しか取引できなかったことが、一般の個人投資家も小口で取引できるようになりました。
少し前まではいわゆる悪徳業者も存在しましたが、2005年には金融先物取引法の改正され、取引業者は金融庁の管理を受けることになりました。
そのため、現在では安心できるしっかりした業者しか存在できなくなりました。
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■為替のしくみ |
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為替は毎日、毎秒、常に変動しています。昔は固定相場制といって国が交換比率を決めていました。
日本では1971年まで1ドル=360円の固定相場制でした。今見るとすごい価格ですね。これでは急速に進化する世界経済に追いつけず、変動相場制に変わりました。
為替は株価と同じで、買い手と売り手のバランス、つまり需給バランスによって変動します。
ドルと円で考えると、ドルを必要とする人が多いとドルが多く買われます。
その一方で円を売らなければなりません。
その結果、ドルの価値が上がりドル高、円の価値は下がり円安になります。
このように外国為替市場の需給バランスによって、為替レートが適用されていくのです。
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■利益はどこで出る? |
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外国為替証拠金取引における利益は主に為替差益とスワップによって得ることができます。
為替差益とは、安く買って高く売ることによって得られる利益のことです。
例えば、日本円で1ドル=100円のドル通貨を100ドル買い、1ドル=120円になったところで売ると、1ドルにつき20円(120円−100円)の利益が
生まれ合計2000円の利益になります。
これをもし、100万ドル単位でやったら・・・考えただけでウハウハです。
スワップとは、通貨間の金利差によって毎日得ることができます。
現在(2007/08/09)日本は低金利なので、金利の高い通貨(ポンド、豪ドル、NZドル、トルコリラなど)を取引すれば、毎日スワップが発生します。
スワップは取引業者によって金額が違ってきます。
一般的に個人投資家は、為替差益よりも、スワップを重視する傾向にあります。
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